VS Code は Python 開発と相性が良く、フォルダー単位でプロジェクトを管理する ことで、とても作業しやすくなります。ここでは、「どこに何を置けばいいのか?」「どんなフォルダ構成が正解なのか?」を解説します。
1.プロジェクトは “フォルダ” から始まる
Python のプロジェクトは まずフォルダを作る ところから始まります。
mkdir my_project
cd my_project
code .
code . を実行すると VS Code が フォルダ全体をプロジェクトとして開く 形になります。
2.仮想環境(venv)を作る
プロジェクトごとに Python の環境を分けるため、仮想環境を作成します。
python3 -m venv venv
次に有効化します:
source venv/bin/activate
3.VS Code に仮想環境を認識させる
VS Code の右下に「Python のインタープリタを選択」と表示されます。
「./venv/…/python」 を選択すればOK。
これで VS Code が「このプロジェクトでは venv の Python を使うんだな」と理解します。
4.最小構成のプロジェクト
my_project/
├── venv/ (仮想環境)
├── main.py (メインスクリプト)
├── requirements.txt (使ったライブラリ一覧)
└── README.md (説明書:任意)
5.main.py の中身を作る
def main():
print("Hello from VS Code project!")
if __name__ == "__main__":
main()
VS Code の右上の ▶ ボタンを押せば実行できます。
6.プロジェクトが大きくなったら “src 構成” へ
関数やクラスが増えてくると、ファイルを分けて整理する必要が出てきます。
よく使われるプロの構成:
my_project/
├── venv/
├── src/ #srcはソースコードの略
│ └── my_project/
│ ├── __init__.py
│ ├── main.py
│ ├── utils.py
│ └── models.py
├── tests/ (テストコード)
├── requirements.txt
├── README.md
└── .vscode/ (VS Code設定:任意)
この構成のメリット:
- ファイルが整理されて見やすい
- Python の import が明確になる
- 将来パッケージ化したいときにそのまま使える
- VS Code がコードを自動解析しやすい
7.VS Code の便利機能
(1)Ctrl + Shift + P:コマンドパレット
「Python: Select Interpreter」などを実行
(2)F5(または左の虫アイコン)でデバッグ実行
ブレークポイントを置いてコードの中身を見れる
(3)拡張機能(Extensions)
必要なのはこの2つ:
- Python
- Pylance
8.requirements.txt の使い方
プロジェクトで使ったライブラリを保存しておくファイル。
pip freeze > requirements.txt
別のPCで動かすときは:
pip install -r requirements.txt
9..gitignore(Gitを使う場合)
Git を使うなら、最低限これを作ります:
venv/
__pycache__/
*.pyc

