1.モジュール(module)とは
モジュールとは「Python の機能をまとめたファイル」のことです。
必要な機能を import することで簡単に利用できます。
<例>
- math(数学)
- datetime(日付)
- random(乱数)
- os(ファイル操作)
- requests(HTTP通信 ※外部ライブラリ)
モジュールを使うと、自分でゼロから作らなくても高機能が一瞬で使えます。
2.モジュールを読み込む基本:import
import math
print(math.sqrt(16)) # 4.0
math の中の関数 sqrt(平方根)を利用。
3.モジュール名を省略したい:as で別名を付ける
import math as m
print(m.pi)
よく使う例:NumPy を np と呼ぶのも同じ仕組み。
4.特定の機能だけを取り出す:from import
これにより関数の前にモジュール名をつける必要がなくなる。
from math import pi, sqrt
print(pi)
print(sqrt(9))
全ての機能をインポートすると別モジュールの関数と名前がかぶってしまいエラーになるため、最小限のインポートが理想。
5.全部取り出す(非推奨)
from math import *
名前が衝突しやすく、おすすめしない。
6.標準ライブラリ(Python に最初から入っている)
以下は import するだけで使えます。
✔ math(数学)
import math
print(math.sin(1))
✔ datetime(日付と時間)
from datetime import datetime
now = datetime.now()
print(now)
✔ random(ランダム)
import random
print(random.randint(1, 10))
✔ os(OS操作:ファイル・フォルダなど)
import os
print(os.getcwd()) # カレントディレクトリ
✔ statistics(統計)
import statistics
print(statistics.mean([1, 2, 3]))
7.外部ライブラリ(pip で追加する)
Python には世界中の人が作った便利なライブラリがあり、pip で追加できます。
※pip…ピップと読む。Pythonのアプリストア的なもの。
※ライブラリ…複数のモジュールを一つにまとめたもの。
✔例:requests(Web通信)
インストール:
pip install requests
使う:
import requests
r = requests.get("https://example.com") #GETリクエストを送信
print(r.status_code) #返ってきたHTTPステータスコード を表示
✔例:pandas(データ分析)
pip install pandas
使う:
import pandas as pd
df = pd.read_csv("data.csv")
8.自作モジュールを作る
作った .py ファイルもモジュールとして使えます。
<例>
calc.py を作成:
def add(a, b):
return a + b
次のファイルで使う:
import calc
print(calc.add(3, 5))
