【LPIC1】ユーザーのログインシェルを変更(chsh)

Linux

1.chshとは

一般ユーザーで使用した場合、自身のログインシェルを変更できる。rootユーザーで使用した場合、指定ユーザーのログインシェルを変更できる。このコマンドは「/etc/passwd」ファイルの最後のフィールドに記載のシェルを変更するもの。

※ログインシェル・・・ユーザーがシステムにログインしたときに最初に起動するシェル(コマンド解釈プログラム)のこと。ユーザーが入力するコマンドを解釈・実行したり、環境変数(PATH等)を初期設定したり、シェルスクリプトを実行するための環境を設定するもの。

2.使い方

(1)書式

<一般ユーザー>
chsh [オプション]
<rootユーザー>
chsh [オプション] [ユーザー名]

(2)オプション

① -s シェルのパス

新しいログインシェルを指定。
「/bin/false」や「/sbin/nologin」を指定することでログイン禁止にできる。

② -l( -u)

使用可能なシェル一覧を表示。

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