1.Linuxでのプリンターの印刷処理
Linuxにおけるプリンターの印刷には「CUPS(カップス)」というシステムが使われている。
ユーザーがコマンドなどで印刷しようとするとCUPSに印刷データが送信される。
印刷データを受信したCUPSは、それを印刷ジョブとしてLinuxに接続中のプリンターの印刷キューに送信する。印刷キューに溜まった印刷ジョブは先入先出で実際に印刷される。
2.CUPSの設定
CUPSに関する設定ファイルは「/etc/cups」に保管されている。このディレクトリ下の「cupsd.conf」ファイルが設定ファイル。このファイルの設定を変更することで印刷ログの優先度や印刷できるユーザーの指定などができる。