【LPIC1】マウント

LPIC1

1.マウントとは

ファイルシステムに別のファイルシステムを連結して1つのファイルシステムとして扱えるようにすることをマウントという。
また、ファイルシステム同士の接続点となるディレクトリをマウントポイントという。マウントポイントとなるディレクトリは、通常ルートディレクトリ下の空ディレクトリがなる。

2.マウントポイントの設定・確認

マウントポイントの設定情報は「etc/fstab」ファイルに保存されており、これを用いて設定や確認ができる。なお、ファイルを直接修正しただけではマウントは反映されない。

ファイル内部は以下のようになっている。

# <file system>   <mount point>   <type>    <options> <dump> <pass>
UUID=1111-2222    /               ext4      defaults     0      1
UUID=3333-4444    /home           ext4      defaults     0      2
UUID=5555-6666    /boot           ext4      defaults     0      2
  • file system
    デバイスファイル名やファイスシステムラベル、UUIDを記載して、マウント対象を指定。
  • mount point
    どのディレクトリにマウントするのかを指定。
  • type
    ファイルシステムの種類を指定。
  • mount option
    マウントのオプションを指定。複数指定したいなら「,」でくぎる。
  • dump
    マウント対象をバックアップ対象に含めるか指定。0が対象外、それ以外は対象。
  • pass
    起動時のfsckコマンドによるチェックの対象に含めるか指定。0が対象外、それ以外は対象。
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