【LPIC1】コマンドに別名を受ける(alias)

LPIC1

1.alias(エイリアス)とは

コマンドに別の名前を付けて呼び出す機能をエイリアス機能と呼ぶ。bashの機能の一つで、コマンド「alias」を使うことで別名を付けることができる。
これを使うことでコマンドとオプション等をひとまとめの文字列にして呼び出せるため、効率的な入力ができる。
通常のエイリアスはシェルを閉じると消える。永続化したい場合、ホームディレクトリの設定ファイル(~/.bashrc等)でコマンド「alias」の実行内容を記載しておくこと。

2.使い方

(1)書式

alias [別名=’別名にしたいコマンド’]
例1)alias ll=’ls -l’
→「ls -l」を「ll」で呼び出せるようにしている。
例2)alias
→現在登録されているエイリアスの一覧を表示。

(2)エイリアスのエスケープシーケンス

エイリアスにした文字列と同じ文字列を入力したいがエイリアスが呼び出されてしまう場合、入力したい文字列の前に「\」を付けることでエイリアスが呼び出されなくなる。

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