1.コマンド履歴
使ったコマンドの確認や再実行のためには、基礎知識として「コマンド履歴」を知る必要がある。
「コマンド履歴」とは、シェル(.bash等)の機能の一つで、シェルが過去に実行したコマンドの一覧を記録する機能。通常はホームディレクトリの隠しファイル(.bash_history等)に一覧が保存されている。※ch等の機能が付いていないシェルもある
【操作方法(.bash)】
操作 | 内容 |
---|---|
history | 履歴の一覧を表示 |
!n | 履歴番号 n のコマンドを再実行 |
!! | 直前のコマンドを再実行 |
! 文字列 | 指定した文字列から始まる直前のコマンドを再実行 |
!!文字列 | 指定した文字列を含む直前のコマンドを再実行 |
Ctrl + r | 過去のコマンドを検索 |
↑ / ↓ キー | コマンド履歴を順にたどる(カーソルキー) |
2.historyとは
履歴番号が付与された実行コマンド履歴を表示するコマンド。「!+履歴番号」を入力することで、実行コマンド履歴の任意のコマンドを再実行できる。