1.ddとは
device to deviceの略で、CDやHDD等のデバイスから直接データをコピーするコマンド。ディスクイメージの作成や書き込み、デバイスのコピーなどができる。USBメモリ等に起動用プログラムを格納する等の用途がある。
2.使い方
(1)書式
dd [オプション]
例)dd if=/dev/sda of=/tmp/sda_bacup.img bs=1M
→ディスク「/dev/sda」を丸ごとイメージに保存。
(2)オプション
①dd if=入力ファイル
コピー元のファイルを指定。※デフォルトは標準入力。
②dd of=出力ファイル
コピー先のファイルを指定。※デフォルトは標準出力。
③dd bs=nM※nは任意の数字、Mはメガバイト
入出力のブロックサイズを指定。
④dd count=n※nは任意の数字
入力ブロックを指定回数分コピー。