1.正規表現とは
文字列のパターンを表現するための記号などを用いた書き方。
コマンド「grep」等での文字列の検索や抽出、置換に使う。
2.使い方
(1)正規表現パターン
| 記号 | 説明 | 例 (検索パターン → 検索結果) |
| . | 任意の1文字 | file. → file1、file2… |
| * | *の直前の文字が0個以上繰り返される | 123* → 12、123、1233、123333333… |
| [] | []内の文字いずれか1文字 【パターン】 -:範囲の指定(1-9等) ^:^の後の文字のいずれにも該当しない文字 | [123] → 1,2,3のどれか [1-9] → 1から9のどれか [^123] → 1,2,3以外のどれか |
| {文字列|文字列} | {}内の|で区切った前後の文字列のどちらかに該当するか | {あか|あお} → あか、あおのどちらか |
| ^ | ^の後に続く文字列が行頭についてるか | ^あ → あか、あお等 |
| $ | $の後に続く文字列が行末についているか | \.txt$ → test.txt等 ※「.」のままだと任意の1文字のため「\」でエスケープ。 |
| \※バックスラッシュ | \の直後の文字をただの文字として扱う | \.txt → .txt |
