【LPIC1】ファイルの内容をn進数で表示(od)

LPIC1

1.odとは

機械語で使用される8進数や16進数でファイルの内容を表示するコマンド。コマンド「cat」等では確認できない改行コード等の確認に使うことが多い。

2.使い方

(1)書式

od [オプション] [ファイル名]
例)od -t c file.txt
→file.txtを文字コードとして表示。※表示できない文字は\で表す

(2)オプション

①od -c

文字(ASCII)で表示。

②od -t [タイプ][サイズ]

出力形式を指定して表示。
【タイプ】
・a:文字を表示(ASCII)
・c:文字を表示。※表示できない文字は\で表す
・d:10進数符号あり
・u:10進数符号なし
・o:8進数
・x:16進数
・f:浮動小数点
【サイズ】
表示単位(バイト)の指定。
例)od -t x1 file.txt
→1バイトごとに16進数で表示。

③od -b

8進数で表示。

④od -x

16進数で表示。

⑤od -d

10進数符号なし2バイトで表示。

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