1.locateとは
ファイル・ディレクトリを一瞬で探すためのコマンド。findよりも圧倒的に速い。
事前にデータベースとして登録しておく必要があるため、データベースが更新されていなければ検索できない。
2.使い方
(1)データベースの使い方
①データベース作成(最初にやること)
通常はデータベースの作成は自動で行われるため不要だが、まっさらな環境だと最初はやる必要があるかもしれないので、念のため掲載。
【コマンド】
sudo updatedb
②データベースの更新(すぐに更新したいときにやること)
通常は毎日定期的に自動更新されるが、今すぐ更新して検索したいときは以下のコマンドを実行する。
【コマンド】
sudo updatedb
(2)書式
locate [オプション] パターン
例)locate -i exampleFile
→exampleFileに一致するファイルを検索。
※パターンには検索文字列が入る。
(2)オプション
①locate -i
大文字・小文字を無視。
②locate -c
見つかった件数のみを表示。
③locate -n N※Nは任意の数字
表示件数をN件に制限。
④locate -r
パターンを正規表現として解釈。
⑤locate -b
ベースネーム(ディレクトリ名を除いた部分)だけで検索
⑥locate -d DB※DBはデータベース名
デフォルト以外のDBを使って検索する。
⑦locate -q
エラーメッセージを無視。