1.Linuxが扱うユーザーの種類
Linuxは複数ユーザーが同時にログインし操作する運用を想定(マルチユーザー環境)しており、Linuxログイン時にはユーザー認証が発生する。
Linuxでは大きく分けて以下3種類のユーザーが存在する。
- 管理者ユーザー
ユーザー名「root」のこと。ユーザー名変更は不可。ユーザーの追加、削除、サーバ自体の設定などを行える強い権限を有している。設定ミスなどでサーバ自体を壊したりもするため、基本的には使用しない。なお、rootユーザーでログインしている場合、プロンプトの記号が「♯」になる。 - システムユーザー
Linux側で事前に用意されたユーザーであり、特定のアプリケーションを管理するもの。システムユーザーを使って操作することは無いが、削除してしまうとアプリケーションが動作しなくなる。 - 一般ユーザー
通常の操作に用いられるユーザー。
2.ログイン方法
Linuxを起動するとログイン画面が表示されるため、ログインするからユーザー名とパスワードを入力することでログインできる。
※パスワードは文字や文字数が表示されない。
※大文字小文字は区別される。
ログインに成功するとデフォルトでは「[ユーザー名@ホスト名 カレントディレクトリ]💲」が表示される。
3.ログアウト方法
GUIからでもできるがプロンプトに「exit」と入力するとログアウトできる。