【LPIC1】NTPサーバと通信(chronyc)

LPIC1

1.chronycとは

NTPサーバと通信を行い、chronycコマンド内で指定したコマンドをNTPサーバで動作させ結果を返す。NTPサーバの状態を確認するなどで使用する。また、chronyd専用のコマンドのため、ntpdでは使えない。ntpdでは、ntpqコマンドを使うこと。

2.使い方

(1)書式

chronyc [オプション] [コマンド]

(2)コマンド

コマンド説明
trackingシステム時刻とNTPとのずれ・状態を表示
sources使用中のNTPサーバーとそのステータス一覧を表示
sourcestats各NTPサーバーとの統計情報(遅延・オフセット)を表示
makestepオフセットが大きいときに即座に時刻を修正(chrony.confに依存)
burstサーバーに連続してパケットを送信(同期高速化)
manual手動で現在時刻を設定するモードへ(manual on
reload sourcesサーバーリストを再読み込み
activityアクティブなNTPソース数などを表示
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