1.lnとは
リンクファイルを作成するコマンド。lnはlinkの略。
リンクファイル自体の説明は、下記を参照すること。
【LPIC1】Linuxのファイルについて
2.使い方
(1)書式
ln [オプション] 元ファイル リンクファイル
例)ln file1.txt file1_hardlink.txt
→ハードリンクでfile1.txtのリンクファイルであるfile1_hardlink.txtが作成される。
※オプション「-s」を指定しない場合はハードリンクになる。
(2)オプション
①ln -s
シンボリックリンクの作成。
②ln -f
既存のリンクファイルを上書き。
③ln -v
リンクファイルの作成結果を表示。
④ln -n
シンボリックリンクを上書きするとき、ディレクトリをたどらない。
-fだけで上書きするとリンク先のファイル自体を上書きしてしまうことがあるが、-nをつけるとリンクファイルのみが上書きされリンク先のファイルには影響がない。上書きするなら必ずつけた方がいい。