1.概要
通常のSSH接続では接続の都度パスフレーズを求められる(クライアント側)。これを省略するためのコマンドが「ssh-agent」と「ssh-add」であり、両方を使用することで正しく省略の動作が行われる。
「ssh-agent」は秘密鍵を保管するデーモンを起動し、エージェント環境を作成する。
「ssh-add」は作成したエージェント環境に秘密鍵を登録しパスフレーズを省略する。
上記から、コマンド使用の順番は、はじめに「ssh-agent」、続いて「ssh-add」となる。
2.書式
(1)ssh-agent
ssh-agent シェル(bash等)
(2)ssh-add
ssh-add
※実行すると対話形式でパスフレーズを求められる