1.ulimitとは
システムリソースが一部のユーザーに占有されないように、使用可能なシステムリソースを制限するため、シェルやプロセスごとにリソース制限を確認・変更するコマンド。
2.使い方
(1)書式
ulimit [オプション] ユーザー名
(2)オプション
① -a
設定値をすべて表示
② -c サイズ
プロセスが異常終了したときに出力されるコアファイルのサイズをブロック単位で指定(1ブロック=512バイト)
③ -f サイズ
シェルが生成するファイルの最大サイズをブロック単位で指定
④ -n 数
同時に開けるファイル数を指定
⑤ -u プロセス数
1ユーザーが使える最大プロセス数を指定
⑥ -v サイズ
シェルとその子プロセスが利用できる仮想メモリサイズをKBで指定