1.chageとは
指定したユーザーのパスワードの有効期限を設定するコマンド。基本的にはroot権限でしか実行できないが、オプション-lだけは一般ユーザーが自身のパスワード有効期限を確認するために実行できる。
2.使い方
(1)書式
chage [オプション] ユーザー名
(2)オプション
① -l
ユーザーのパスワード有効期限等を表示
② -m 変更可能になる最短日数
パスワードを変更した日から、次にパスワードを変更できるまでの期間を設定
③ -M 変更不要な最長日数
パスワードを変更しなくてもいい最長の期間を設定
④ -d 最終更新日
パスワードを最後に変更した日を変更。これにより次回ログイン時のパスワード変更要求を確実に実行されられる
⑤ -W 警告日数
パスワードの有効期限切れの何日前から警告を表示するか設定
⑥ -I アカウント無効化までの日数
パスワードの有効期限が切れててからアカウントを無効化するまでの期間を設定
⑤ -E アカウントを無効化する日付
いつアカウントを無効化するかを設定