1.digとは
hostコマンドと同様にDNSサーバに問い合わせて名前解決をするコマンドだが、digコマンドの方が詳細な情報を取得できる。
2.使い方
(1)書式
dig [オプション] 名前解決したいIPアドレス(ホスト名) [レコードタイプ]
※IPアドレスを指定すれば正引き、ホスト名を指定すれば逆引きになる。
※hostコマンドでは-tオプションがないとレコードタイプを指定できなかったが、digコマンドではオプションを記載せず、直接レコードタイプを指定できる。
(2)オプション
① +short
結果だけを表示。
② +trace
ルートDNSから順番に問い合わせを追跡することで、名前解決の流れを調査。
(3)レコードタイプ
- a→Aレコードの指定
- aaaa→AAAAレコードを指定
- any→全ての情報を指定
- mx→MXレコードの指定
- ns→NSレコードの指定
- soa→SOAレコードの指定